エッセイ

自己肯定感がないことについて

こんにちは。

みなさんは自己肯定感はありますか?

私は、ほとんどありません。

そのせいでいつも大切な人に迷惑をかけてしまうくらいに自己肯定感がありません。

自己肯定感とは、自分の存在や価値などを肯定できる感情のことを言います。

自分を肯定することができないと、誰かに褒めてもらったり慕ってもらったときに素直にその言葉を受け入れることがなかなかできません。

  • 「自分には価値がない」
  • 「どうして生きているのか」

普段からこんなことばかり考えてしまいます。

考えてもしょうがないのですが、ときどきそのことで頭がいっぱいになったりなんかして、本当に苦しいです。

  • 昔から太っていた
  • いじめられた経験がある
  • 美人な姉にすごく憧れていて、ある意味でコンプレックスを持っている

おそらく、私が自己肯定感を持てない理由は、このようなところにあります。

こうして理由を挙げていくと、意外と今は解決している問題も多くありました。

つまり、過去にとらわれすぎている、ということに気が付いたのです。

このことに気が付いてから、少しだけ気持ちが明るくなったように感じています。

もちろん今でも自分の価値については疑問符だし、生きていることそれ自体よくわからなくなるし、相変わらず良い言葉を素直に受け取るのも苦手です。

それでも、そうなっている原因は過去にあって現在の私には関係ない、と無理矢理思うようにしています。

過去の自分の悲しみや苦しみは、なくなるものではありません。

でも、その経験のせいで現在の自分が苦しむのはとてももったいないことだと思います。

過去の自分が悲しい思いをした分は、これからの自分を笑顔にすることで取り返せばいいのではないか。

それは自分自身だからこそできることではないか。

そう言い聞かせていきたいと考えています。

そんな簡単なことではないけれど、過去を振り返るのはときどきにして、自分を無駄に苦しめないで生きる方法を少しずつ模索していきたいです。

私と同じような人が、少しでも前に進みやすくなってくれたらいいなと思います。