こんにちは。
私は現在大学休学中です。
精神的にダメになって大学に行けなくなり、生きることの意味すらわからなくなって一回全部やめようと思って休学しました。
私がこの休学のことを話したのは、母親と彼だけでした。
実家から離れて下宿しているのでバレないというのもあり、休学してから1年経とうとしている今もほとんどの人に黙ったままです。
父親は「学校に行けない」なんて気持ちをわかってくれないと思い話していません。
姉は子育てなどに忙しそうで、余計なことを言わないほうがいいと思ったので話しませんでした。
いつもの私なら、理解してくれることを期待して話してしまったと思うのですが、このことだけは「話さない勇気」を持つことができました。
今回は、そんな「話さない勇気」についてお話ししていきます。
話さない勇気とは
話さない勇気は自己防衛
話さない勇気とは、自己防衛です。
みなさんはこんな経験ありませんか?
- 夢を話したら簡単に否定されてショックを受けた
- できないと相談をしたらもっと頑張れとだけ言われた
- つらいと言ったらこっちのほうがもっとつらいと言われた
勇気を出して打ち明けたらおもいっきり否定された、みたいなこと。
意外とあると思います。
確かに、これだけ聞くと寄り添ってくれない相手が悪いとも思います。
でも、これはある程度防げるのです。
その方法とは
「話さないこと」
です。
そもそもそんな否定してくるような人には、深刻な話はしない。
今度こそは理解してくれるかも、なんて浅はかな期待はしない。
話さないことは自己防衛につながるのです。
少し寂しいと思うかもしれませんが、そんな期待をして傷つくのは自分です。
無駄に話さないで自己防衛ができれば、少しは生きやすくなると思います。
話さない勇気で自分を認める
安易に人に話すことで、自分の決意や夢が揺らぐことは多々あります。
しかしあまり多くを話さないことで、自分の意志を自分だけで受け止め完結できるので、その意志を認めやすくなります。
もちろん、人に背中を押してもらうことで意志を固めることができる場合もありますよね。
なにも言わずに背中を押してくれる人には話してもいいとは思いますが、そういう人はそんなに多くないと思います。
自分の意志を認めることは、ひとりでは難しいとついつい考えてしまいます。
でも、その段階をクリアできればだいぶ前進できます。
これでいいんだ、自分の選択は合っていると、自分自身で思えるようになれるといいでしょう。
話さない勇気を持つ方法
自分の選択に自信を持つ
どうして否定される可能性があるのに話してしまうのか、それは
自分の選択に自信がない
からです。
自分の選択に自信がないから、誰かに肯定してほしい、理解して背中を押してほしいのです。
だから、自信を持つことができたらそう簡単に間違えて話したりはしないと思います。
自分自身と何度も対話して、周りから肯定されるかどうかなんて気にならないくらいに意志を固めてしまうことが大切です。
私自身、休学について自分で固く決意してから母親に話し、受け入れてもらいました。
そして、父親にはそもそも受け入れてもらおうとすらしていません。
どうしても話さなきゃいけなくなったときにくじけないように自信を持てるようにするといいでしょう。
過去の経験を振り返る
過去にいろいろ言われたことがあれば、少し振り返ってみましょう。
嫌なことを思い出すことになるので無理にとは言いません。
でも、そういった経験を振り返ることで、もうなにも言わない!という気持ちになると思います。
その人との関係によっては、言わないのは失礼かな、、と思って話してしまうことがあるでしょう。
でも、それで結果として自分が傷つくのはちがいますよね。
今まで言われたことを少し思い出してみると、意外と話さないで済むことも多いです。
話す相手は選ぼう
そもそもの話なので繰り返しにはなりますが、話す相手は選びましょう。
もうこれに尽きると言っていいくらいです。
話す相手さえ間違えなければ話してもいいのです。
この人は自分の意志や考えを受け止めてくれるか。
そのくらい信頼できる相手か。
しっかり考えて、少しでも不安要素が浮かぶようであればやめておいたほうが無難です。
最初から疑うなんてひどい、と思うかもしれませんが、別にそれが最初ではないですよね。
今までのその人との関係のなかで、自分の考えを簡単に否定されたりしたから、疑ってかかるんですよね。
だから気にしなくていいんです。
自分にとって大切なことであればあるほど、話す相手を選ぶときは慎重になりましょう。
最後に
ここまで話さない勇気についてお話ししてきました。
とにかく、話さないことは自己防衛だと思って、情に負けないようにして相手を選ぶことが大切です。
自分から傷つきにいく必要は全くないのです。
つい話してしまう前に、一度踏みとどまって、考えるようにしてみてください。