画像:「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」より引用
先日公開され、大きな話題となっている「アベンジャーズ/エンドゲーム」。

このエンドゲームを観てから、アベンジャーズの関連作品全部観てみたいと思い、アイアンマンから順にみているところです。
今回見たのは「マイティ・ソー」。今日はその感想を書いていきます。
前回の感想記事はこちら。

ざっくりとあらすじ
アズガルドのオーディンの息子であるソーが主人公のお話です。
ソーが王の座継承することになるが、襲撃を受け感情的になったソーは王に内緒で敵国に攻め入ります。
その行動や発言に怒ったオーディンは、ソーの力を奪いアズガルドから追放することに。
そして地球にたどり着いたソーは人間との関わりのなかで様々なことを知り、さらに強い敵とも戦うことに、、、
ざっくりとこんなストーリーです。
総合評価
総合評価:
ソーに共感できなかったり応援できない私の個人的な評価ですが、もう少し驚きが欲しかった感じはありました。
感想
まっすぐなソーがヒーロー
若くて傲慢で自信家のソー。
その後先考えず、自分の正義に忠実な行動が観ているこっちを驚かせたり感動させたりします。
なにもわかっていないソーが人間と関わり、優しくなったり愛を知ることで成長し、さらに強くなって敵を倒していく。
まあ神様の話なのでもともとチートかよって思うくらい強い力なのですが。。
ヒロインが美しい
ヒロインである大学生ジェーンを演じるのはナタリー・ポートマン。
もうめちゃくちゃ美人です。映画に映える顔ってあるよなあと思いました。
顔立ちが凛とはっきりしていて、目力のある顔が映画だとさらによく見えますよね。
彼女はまさにそれで、アズガルドの派手な格好の者たちと並んでも全く地味じゃない。
大学生の役でこんなに見劣りしないのはすごいと思いました。
4人の戦士とソーの関係も見どころ
ソーと一緒にいる4人の戦士がいるのですが、この関係もなかなかの見どころです。
ソーの人望の厚さがよく伝わってくるし、4人の優しさも温かい。
しかも、そのうちの1人が浅野忠信!
日本人としてすごくうれしいことです。
わりと定番な感じがした
ヒーローの物語としては、可もなく不可もないように感じました。
ちょっと物足りないと私は思っています。もっとびっくりするようなシーンがあっても良かったと思います。
個人的にロキが好きすぎる
ここまでソーの話をメインにしてきましたが、私はソー派にはなりませんでした(笑)
この映画を観た人には理解してもらえないかもしれないけれど、
とにかくロキが好き!!
という感想です。
ちなみにロキはソーの弟で悪役。めっちゃ悪役、敵ポジション。
ヒーローの物語で敵を全力で好きになるのはなにかちがうかもしれませんが、個人的にロキがいちばんよかったです。
ロキはひねくれていて、頭は悪くないのに思考が変な方向に進んでいると思われそうですが、それはなるべくしてなっているのだと思います。
単純だからこそ親の愛情をまっすぐ受けることのできたソーと、いろいろ考えて親に認められたくて必死になったロキ。
ロキが悪役になったのは、親に認められるために手段を選ばなかったから、ただそれだけなんです。
2人が最後の最後に父であるオーディンに助けられるシーンで、もう死にそうになっているにもかかわらずロキはオーディンに認められるために弁解をしようとします。
このロキの必死さと言ったらもう。
もちろん、ソーがなにも考えてないとまでは思いません。
しかしロキと比較するとソーはどうしても「素直にまっすぐ生きてこれただけ」に私には思えてしまいました。
深く考えすぎではありますが、私にはロキのほうが感情移入できる魅力的なキャラクターでした。
結論:ロキが良かった
本当に私個人の意見ですが、ロキがひたすら良かったです。悪役なので報われませんが。
終始ロキを応援するくらいにはロキが好きになりました。
だってロキは悲しいし切ないから。
たぶんソーみたいに生きることができない人はたくさんいます。
まっすぐ生きるのってすごく難しいですからね。
だからこそソーが良いと思うのか、それともロキに共感するのか。
意外と意見が割れるのでは、と思いました。
もし今後この「マイティ・ソー」を観ることがあれば、ぜひロキにも注目してほしいです。
