映画

真面目ヒーロー!「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アドベンチャー」感想

画像:「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」より引用

 

ついに公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」。

公開日朝イチに観てきました!

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このエンドゲームを観て、アベンジャーズ関連作品全部を順番に観ることに決めました(遅い)。

今回は「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アドベンチャー」の感想を書いていきます。

前回の記事はこちら。

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総合評価

総合評価:

少し歯切れが悪くぱっとしない感じがしました。

こんな言い方はあれですが、良くも悪くも地味。

でもこれはキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースの心の葛藤を描いた結果なのかもしれません。

 

感想

あのアメコミヒーローの物語

星条旗の衣装のアメコミヒーロー、キャプテン・アメリカのお話です。

アベンジャーズもアイアンマンも知らないという人も、キャプテン・アメリカの星条旗モチーフのマークは見たことがあるかもしれません。

そのくらい有名なヒーローなのですごくワクワクしながら観ることができました。

 

スティーブ・ロジャースはひ弱な青年

アベンジャーズのキャプテン・アメリカの姿を先に見ていた私にとって、彼がひ弱だったことがすごく衝撃でした。

ロジャースほっそ!!って思いました。

彼は国のためになりたいのに、そのひ弱さゆえになかなか資格をもらうことができません。

しかし、彼の勇気と善良な心を認められ、国の「スーパーソルジャー計画」に選ばれます。

そして計画は成功し、彼はあのマッチョな体を手に入れます。

 

スーパーソルジャー計画の現場にはハワードも

スーパーソルジャー計画を実行する際の現場には、トニー・スタークの父親であるハワード・スタークの姿があります。

あの時代にそんな計画があるのなら、ハワードがいないはずがないですね。

トニーの父親だな、と思わせてくれるシーンもちょこちょこあって少し和みます。

 

ヒロイン、ペギー・カーターの存在

なぜマーベルのヒロインは毎回こんなに美しいのでしょうか。

長官であり、ロジャースを気にかけ続けるペギー・カーター。

ロジャースの勇敢さを見て微笑むシーンなんて、すごく美しくてすごく強そうです。

はじめはひ弱なロジャースと強くて美しいペギーで、ある意味バランスをとっていた感じでした。しかしスーパーソルジャー計画が成功してからは、ロジャースはペギーにも負けないくらいのルックスになり、お似合いの二人の誕生です。

 

敵のヒドラが強い

ヒドラの研究施設は、本当に70年前かよ!!っていうくらい立派です。

やっぱり貪欲な人の力はすごいと思いました。

力のために手段を選ばない人はある意味強いです。

実はヒドラのリーダー的存在であるシュミットは、スーパーソルジャー計画の血清を自分に打ち、超人になります。

しかし副作用によってレッドスカルになってしまっていて、キャプテン・アメリカへの嫉妬心も少しはあるのかもしれません。

 

キャプテン・アメリカは行方不明に終わる

最終的にキャプテン・アメリカはレッドスカルとの戦いを終えて、そのままヒドラの船ごと北極で行方不明になります。

ペギーはロジャースとダンスの約束を果たせぬまま別れることに。

なんとも切ない最後で、ちょっと意外な終わり方でした。

今後の作品でどうやってつなげるんだろうと思っていたところ、、、

エンドロール後のシーンでなんとロジャースが70年後の世界で復活していました。

氷漬けでいたとは予想外すぎる展開。こうしてキャプテン・アメリカはアベンジャーズに参加したのか、と納得がいきました。

 

結論:地味だけど深い

少し地味ではありましたが、ストーリーとしてはいろいろと考えさせられることが多かったです。

ロジャースの勇敢で仲間思いの優しいところとか、国のために必死になれる姿勢とか、真面目な姿にひたすら心を打たれます。地味ではありますが。

キャプテン・アメリカは真面目なヒーロー像としてはある意味完璧なのかもしれません。

アイアンマンとは全く方向性の違うヒーローを見せてくれました。