画像:「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」より引用
先日公開された「アベンジャーズ/エンドゲーム」。

この映画を観たことをきっかけに、アベンジャーズ関連作品を順番に観ています。
今回は「アベンジャーズ」!
アベンジャーズの最初の作品です。今日はその感想を書いていきます。
前回の記事はこちら。

総合評価
総合評価:
全体を通して最高の映画でした!これぞ映画!
ヒーロー大集合!かっこいい!
こんなテンションなってしまうくらいでした。
それぞれのヒーローの良さがよく出ていて、すごくおなかいっぱいになりました。
感想
それでは感想を書いていきます。
ヒーローの「正義」とは
シールドによってヒーローたちが集められます。
集結したヒーローはそれぞれの思いを抱え、衝突するのですが、トニー・スターク(アイアンマン)とスティーブ・ロジャースの言い合いがすごく絶妙でした。
スティーブもトニーも、自分の「ヒーロー像」や「正義」を持っています。
しかし、忠誠心がすごく「命令に忠実に行動すること」がスティーブにとっての正義で、「自分が正しいと思う方向に進むこと」がトニーにとっての正義。
これでは二人が衝突するのも無理ありません。ソーも二人の衝突を見てばかにしていました。
正直この二人が和解する未来が見えなかったのですが、シールドのエージェントであるフィル・コールソンの死をきっかけにヒーローたちは団結していきます。
コールソンが倒されて以降のトニーは、怒りで少し(いや、かなり)ロキに対して感情的になっています。
そんなトニーの仲間意識もアベンジャーズが成功していく理由のひとつなのでしょう。
やっぱりロキがいい役どころ
今回の敵であるロキ。
何を隠そう(隠すな)マーベル初心者だった私ですが、今ではすっかり私はロキ推しです。
目的のためなら手段を選ばない姿がすごく印象的で魅力的でした。
ロキはシールドの施設に乗り込み、杖を使ってホークアイとセルヴィグ博士の精神を操り仲間にします。
ここで選んだ二人を見て、賢いなあと思いました。
身のこなしが良くて優秀かつ強いホークアイと、テッセラクトの力を引き出せそうなセルヴィグ博士。この二人を利用しようと考えられることがすごい。
ロキの想定通り(?)ホークアイはシールドを襲撃するのにものすごく活躍します。
ホークアイがいなかったらロキがシールドを襲撃するのはもう少し大変だったことでしょう。
そんなロキの巧妙な手口も見どころです。
まあ、ハルクにぼこぼこにされるのですが(笑)
ハルクが強すぎる
この映画を観ながら率直に
「え、主人公ハルク??ちがうの??」
ってなりました。
もう、すんごい強いんです。そりゃ特別扱いされるわけですね。
ハルクが主役の映画「インクレディブル・ハルク」ではあまりわからなかったのですが、このアベンジャーズでは最強です。
ブルース・バナーの存在感もすごい。
優しくて温厚に見えるけど、頭が良い分いろいろなことを見通して実は怒ったりしていることが最後のバトルでわかります。
ロキが好きとか言っていましたが、この映画で同じくらいハルクが好きになりました。
ヒーローたちの集結
映画「アベンジャーズ」のいちばんの見どころはやはりなんといってもヒーローたちの集結でしょう。
これまでそれぞれ活躍してきたヒーローが一丸となって敵と戦う。
こんなアツいことなかなかないですよね。
ヒーローこんなに集めちゃっていいのか!というほどに、贅沢な作品です。
純粋にワクワクします。ドキドキもしました。
個性も主張も強めなヒーローが集まっているのに、なぜこんなに引き込まれてしまうのか。謎です。
だって面白いんですよ。何回でも観れます。
結論:ヒーローはどんな形でもいい
「ヒーローはどんな形でもいいんだな」。
これが私の結論でした。
スティーブとトニーの衝突のように、ヒーロー観というか、正義の概念は人それぞれ。
そんななかで一丸となってアベンジャーズとして敵と戦う。
どんな正義でも、自分にとっての正義を貫く姿には心を打たれるのです。
自分の正義を持っていることは、生きるうえで実はかなり大切なことではないか、とアベンジャーズが気づかせてくれました。
あと、アベンジャーズの中毒性には注意が必要です。ハマったら抜け出せません。たのしすぎです(笑)
